先生方へ 私の講演中は気を抜いててくださいね。

2時間後には現場入りしないといけないのに、何か別のことしたくなっちゃう。(笑)

これが現実逃避か…。ということで、せめてせめて、ブログでも書いてみる。関係なくはない!(笑)

 

今回、学校には行くけど別室でリモート講演という、なんかおもしろい形での実施になって、それでも中止にならなくて嬉しい。

年度末が見えてきて、しかもコロナでいつ授業が滞るかわからない中なので、本当に感謝しないとね。ありがたい。

 

話は変わるけど、私は今年で27歳になる。当然ながら同じ年や、もはや後輩に、学校で教員として働いている人がたくさんいるんだよね。授業をしてくれたり、丁寧に漢字ノートの宿題やったらキラシール貼ってくれたり、卒業式に泣ける黒板書いてくれたりする、あの「先生」が、同性代にいるんだもんな。エモいな。

いまは、コロナ下での教育現場の悲鳴とか、教員不足とか職場環境が悪いとの声もたくさんあるよね。私は「教師のバトン」ってタグ運動をよく見て、怒ったり悲しくなったりしています。

 

学童をしていても、「先生」じゃない「指導員」でもないただのアルバイトでさえ、なんか色々な考え事が多いし、配慮も多いし、怖がらないといけないことも多い。こっからさらに授業が、消毒が、書類が、部活が…ってなるかと思うと、もう無理だよぉ。みんなに月15万くらい手当つけてよって感じ。せめてサビ残無しにしよ。

こんなの、現場じゃあもう動かせないよ。

この状況を動かせる人は誰なのか、しっかり選んでいきたいと思う。

 

私はこれまで講演会をするときは、「生徒対象の講演だけど、先生方がいちばん聞けください!!!!」って思ってたの。寝てる先生とか、「聞いてない生徒はいないか探し」に集中している先生もいて、後者に関してはしゃあないとしても、講演内容は生徒だけが知っていればいい話じゃないからね。生徒対象とはしていても、教員も聞けば教職員研修にもなるんだぞー!って思ってた。

 

が!「教師のバトン」とか、学童の様子とか、最近の情勢を見ていると、「せっかく2時限分の時間を頂いたのだから、んもう、その時間は子ども達預かるわね!!」って気持ちになってきた。

私が非常勤講師やるから、その間は休んだり片方で仕事してたり、うつらうつらしてていいよ…。ご自愛してほしい…!

 

なんかなー。大変そうだからと言って「よっしゃ教員免許取って現場で助けるぞ!!」とは到底思えないけど、守る側にも守られる権利があるぜ、と思ったよ。