ゆるしか図書館「夏のわすれもの回」のお礼

9月16日(日)、不真面目商店にて

ゆるしか図書館「夏のわすれもの回」無事に終了しました!

真夏ほどではないにしても暑かったし、途中雨も降ったし、駅前周辺のイベントとダダ被りしたりもしましたが、一言で言うと「現場たのしい」でした!

 

夏の繁忙期(講演も稼ぎ口も)を乗り越えて、秋の繁忙期(妄想屋台活動)までのちょっと間に企画したゆるしか図書館でした。現場がはやくやりたかった!今回は「夏のわすれもの回」。

ビアガーデンのような、BBQのような、昼酒イベントがやってみたく。いいい音楽も聞きたく。プラス7月23日の用瀬で出させてもらった夏祭りのテキ屋屋台が楽しくて!…という私の欲望にまみれた夏の妄想にお付き合いいただきました。そりゃ私は楽しいわけだ。

 

【見たこと、思ったこと】

・不真面目商店の近所に住んでる姉妹が子どもたちだけで来た!前は親御さんと一緒だったのに、大きくなったなぁ。

・↑の姉妹、テキ屋にしっかりハマる。スーパーボールあてくじの「大きいスーパーボール」が100分の5の確率でしか当たらないことを大人みんなで説明に困る。笑

テキ屋の「金魚(フィギュア)すくい」、ポイが破れても全然とれる。

・焼き鳥がうますぎる。スパイスは「ほりにし」と「マキシマム」。

・ビールはアサヒスーパードライ。あと「儲かる」テキーラ

・「こんなハートフルなイベントでテキーラなんて誰が飲むねん!」と思いきや、クラブで育ちし者が条件反射で飲んでた。

インドカレー屋さんの友達が遊びにきた!昨日飲みすぎたからビール飲まないって言った10分後には飲んでたし、我が家で未開封だった麦焼酎を持って帰っていった。

・「どういう繫がり?!」って人同士が繋がってる。不真面目商店おもしろい。すごい。

・私の力ではどうやっても来ないだろう層の人達が集まるので、出店者さんや告知してくださることに感謝しかない。

・スーパーに行く途中、帰る途中の人が焼き鳥をテイクアウトしてくださる。

・なんならスーパーの店員さんも焼き鳥を食べにくる(焼き鳥屋さんのお知り合いでした)。

・お子様が絵本にビールをこぼしてしまったのだけれど、絵本は強い。ノーダメージ。

・↑この子、アクエリ600mlを飲み干したのちお昼寝。

などなど

 

 

今回もおおむね楽しくイベントをやれたのだけれど、もうちょっと上手に立ち回ることも出来たなぁとか思ったりもして、反省もたくさんでした。次回以降、機会があればさらに進化させていかねばと思います。

 

 

で、毎回そうなんだけど、ゆるしかの活動の「啓発(講演)活動」と、「妄想屋台活動」の2大柱と、今回の「ゆるしか図書館」の位置づけについて、出店者さんたちと話したり自分の中で考えたりしました。で、「私は」この十把一絡な感じがとても好きだなぁと、改めて思いました。

 

たとえば、講演活動では「性の多様性について」とか「LGBTQ」とかの内容をお話しているから、そんな団体がやるイベントは「LGBTQコミュニティ」とか「LGBTQの居場所作り」とかの方がしっくりくる(わかりやすい)人もいるかもしれない。けれど私はそうしていない。その心は、「だっていろんな人がいるのがいいもの!」です。

 

LGBTQだけが集まるサークルやコミュニティスペースは既にある。鳥取なら市が運営するような、しっかりと公のバックアップがあるものがある。そちらにお任せします。

それから一番の理由は私自身の体験で、LGBTQオンリーのイベントや交流会に参加したあと、めっちゃ疲れたから。

 

当事者同士で「どこまで話すか」の探り合いをしたり、大っぴらに性の話をしたり(それが普段できなくて、LGBTQだけの空間だと出来る!みたいなのも分かるのは分かる!)の空気が苦手だ~と感じたことが何度かあって、交流会の類にそもそも惹かれなくなったのが1つ(でもこれは合う場所を探せばいい話。なおその元気が今はない)。

もう1つは、当事者だけの安心感とか、動画を観たあと勇気付けられたり元気が出たあとに、「社会」に戻るのがものすごくしんどくなったこと。動画見て「よっしゃー強く生きていくで!自分は自分じゃ!!」とか思えても、また学校や仕事に行って、周りがマジョリティかヘイターかアライかなにかも分からない場に身を投じなければならないと思った時、もう無理で。現実とのギャップにやられたのでした。

 

そういうことで「私がやりたいのは、当事者ばっかりを集める会よりも、安心できる集会を作ることである」ということになったのです。私が安心できる人達を呼んだり、推したい人達に出店してもらったりして、そこから繋がった人たちが集まるごく小規模な場を、細く長く作る方が、私は楽しそうだと思ったし、活動の持続可能性が高そうだと思っています。

(なにせワンマン活動なもので、身勝手で大変申し訳ないが、「主催が機嫌ようやれる」を大事に、自分削らん程度に、余裕持って動ける規模のものしか今は作れんです。)

場所により、時期により、集まる人により、集めたい人により、変化する場所でいいと思っております。(誰に対しての弁明(?))

 

私が企画する「ゆるしか図書館」は、このくらいの規模感で、小さくゆっくりやっていきますが、運営に入っている「用瀬さんぽ市」や「BOKUGOTO」は、キチンとしたバックアップがあったり、一人じゃなくてみんなで作るものだから、ワ―っとパーっとやりたいなと思っています!

 

これからもぼちぼちがんばりまーす。

ゆるしか図書館「夏のわすれもの回」ありがとうございました!