ゆるしか図書館「居場所づくりの回」のお知らせ

3/26(日)11:30~16:00 用瀬takemurateiにて「ゆるしか図書館」やります!

今回の選書は…の前に、今回のテーマは「居場所づくりの回」としました。

※「会」とか「回」とかブレてるんやけど、どっちでもええわ!今”回”はそういう”会”なんよ。一応オフィシャルには「回」ということにしておきます。

 

学童保育のアルバイトをしながら、小さい子連れがメインターゲットの観光施設に勤めながら、学校を中心に講演をして回りながら、いくつかの開かれた場を転々としながら、知人友人と話をしながら…「居場所とは何か?」「居場所づくりとは何か?」について、さいきんよく考えています。

 

乱立するNPO自助グループ、あちこちで始まるこども食堂フリースクール、サードプレイス。一体どこがどうで、どんな思いを持ったどんな人がやっているのか。選択肢が多いのはいいことだけれど、選択肢が多いと人は迷う。ので、一堂に集まってみるのも楽しそうだなぁという回をやってみようと思ったのです。

 

私の体験談からですが、チラシや情報を手に入れて存在を知っても、レビューを調べて安心だとわかっても、「実際に行ってみる」というのはどうにも勇気がいることで。

「オーナーをちょっと見てみる」とか「行ったことある人の話を聞いてみる」とか「ちょっと小情報を聞いてみる」とかすると、なんだか足取りが軽やかになることがある。そういう場が作れないかな~~と思ったわけです。

 

 

めちゃくちゃ規模のでかい話をすると、私は「外(社会)に出たい引きこもり(最近は“こもりびと”っていうそう)は、外に出れるようになればいい」と思っていて、そのための場を作っていきたいと思っている。

そう思いつつも、「外に出たいと思っていない引きこもりを外に出すのは無理」とも思っている。よく言う「変われるのは自分だけ」の考え。

道をこさえて声をかけることは出来るが、靴を履いて外出するのは本人だ。

場を作ることはできるが、場に入るかどうかを決めて行動するのは本人だ。

 

「なんでもいい」「だれでもいい」場において、「なんでもいい」「だれでもいい」と思えるかどうかは本人次第で、私には関与できない問題で、あまり考えないようにしているというのが本当のところ。

自分でも「冷たいな~」と多少は思うけれど、他者のご機嫌を窺い続ける癖をようやっと払いのけてサバイブしている私は、人のことばかり気にしていちいち胃を痛めるのはちょっともうご勘弁願いたく、できることだけやろうと思っています。

(余談だけど、子育てとなるとこうも言ってらんないのがほんまにつらそうやなと日々思ってます。親になったことないから全部はわからないけれど、すべての親のみなさん、いつもおつかれさまです)

 

とかなんとか言ってますが、今回の集まりを一番楽しみにしているのは多分私です。恥じることはない、私自身が居場所を求めつつ他者が苦手な出不精だから。毎回図書館とかでチラシだけ手に取ってその後何もアクション出来ない生活をかれこれ15年くらいやってるから。

似たような団体が、それぞれどんな感じなのか、誰がやっているのか、チラシだけじゃわからない話をドンドン聞いて、そんで他の人にも広めてやろうではないか。楽しみです。

 

「ゆるしか図書館」の選書テーマも「居場所」に関するもの多めにするつもりです。あとマイノリティに関する本。

まぁ本なんてもののついでなので(?)、積読的に「タイトルだけみて終わり」でも全然オッケーですので。

来月開催。もうちょっと告知したいな。ぼちぼちやりまーす。