今年の目標は断れる人間になることかもしれん

新年度。否応なしに「新しい」とか「挑戦」とか「はじまり」とかいう言葉を見聞きして、元気になったり疲れたり、忙しい。そういう意味でもやっぱり秋が好き。「○○の秋」ってフレーズは固定でいて寛容。誰にとってもそれぞれの秋!って感じがして、疲れない。早く秋にならないかなぁ。

 

5月12日に講演を控えているけれど、資料作りが全く手に着かない。

LGBT成人式の新聞記事を見て「この人いいんじゃない」って名前が挙がっての依頼だったそうなんだけど、それ以外に依頼の動機が無いみたいだ。

 

国語算数みたいなやつならいいけど、私の話は私の身の削り売りだ。それこそ”国語算数的”に講演をすることも出来るから、今回はそれでいいのかなぁ、なんて思ったりもするけど、それは私自身が許せない。そんな講演は私自身に、LGBTその他の人達に、ひいてはマイノリティ全体に失礼だと感じる。

だとすると、どの程度のモチベーションかもわからない人達に身を削る、聴講者のほとんどはそのグロテスクさもわからないまま、始まり終わっていく講演をするんだろうか。なんと報われない!

 

あぁ、嫌だなぁ。きけば正式に依頼をする前の会議で私の本名が会議資料に載っていたと言うではないか。その会議資料は、何年保管されるんだろう。何人の手に渡ったんだろう。みんながみんなシュレッダーにかけてくれるんだろうか。あぁ、嫌だなぁ。

 

大事にされない体験はもう懲り懲りで、大事にしてくれない人たちから逃げる方法をやっと覚えてきたところ。んもう、勘弁してほしい。みんながみんな私を大事にしろなんて言うつもりは全くないけど、それでもやっぱり、選ぶときは選ばなきゃいけない。

 

気が重いよ~。つらいよ~。

嘆いたとて何も変わらないけど、嘆きでした。